JMAHDグループでは、社員が新しい環境や業界で学びを得る「越境学習(ラーニングワーケーション)」を実施しています。各社の社員同士がつながり、協力し合うネットワークを広げることを大切にしています。これらのつながりが、グループ全体の力を高め、シナジーを生み出し、未来への成長につながると考えています。
越境学習とは、普段勤務している会社や職場を離れ、まったく異なる環境で働く体験を通じて、新たな視点を得る学びのことです。他社留学、社外留学とも呼ばれます。JMAホールディングスグループでは、越境学習を通じて普段気付かない自分の特徴や強みを発見し、今後のキャリアを考えるきっかけを提供しています。また、本プログラムで得た学びを社内に持ち帰ることで、新しいアイデアの創出や組織変革を促しています。
JMAHDグループ法人間の事業連携とグループシナジ ーの促進、人的交流・情報交流など機会の創出および運営を目的と して、4泊5日のスケジュールで実施しました。
釜石市は、幾度もの災害を乗り越えた地域で、実践的なマネジメントや復興の取り組みが学べる場所です。日本能率協会が設立直後に関わった釜石製鉄所は、80年を経て次世代リーダーの学びの場として活用され、地域産業の振興や復興支援にも貢献しています。
期間:2024年5月20日(月)~24日(金)(4泊5日)
事前研修:2024年5月10日(金) 14時~17時(オンライン)
事後研修:2024年6月14日(金) 13時~17時(JMACサテライトオフィス Publica)
研修の一環として、以下の活動を行いました
東日本大震災の被災地や津波災害の伝承館を訪問し、復興の過程や地域の課題について学びました。
現地の漁業や林業関係者と交流し、復興に向けた活動に参加しました。
地域リーダーとの対話や、復興を支える地元企業の取り組みを体験しました。
JMAの歴史的な取り組みを振り返りながら、今後の事業展開に生かす学びを得ました。
JMAHDグループは、各法人が一丸となり、それぞれの専門性を活かしながら連携を深めています。このグループ間の協力体制は、今後さらに広がり、新たな価値を創出する大きな可能性を秘めています。各法人間のネットワークを活用し、一体となって新規事業を開発する仕組みも構築中です。この取り組みを通じて、グループ全体でのシナジーを生み出し、より大きな社会課題に挑戦できるように取り組んでいます。
また、越境学習を推進することで、社員が自己成長を追求し、新しい価値を生み出すための基盤を整えていきます。この取り組みが、未来のビジネスシーンで新たな可能性を開く助けとなることを期待しています。
越境学習(ラーニングワーケーション)から生まれた交流によって、事業シナジーや人的交流委員会などの取組みがスタートしています。詳細な内容については、ぜひ関連レポートをご覧ください。